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痩せても巨体 [裁判傍聴]

今日もまた東京地裁へ行っちゃった。うふふ。
はまっちゃったようです。

今回は強制わいせつ。
痴漢かなー、と思って行ってみたら、意外と有名な事件でした。
東京福祉大学総長の強制わいせつ事件です。

被告人は2年間で6件の事件を起こしています。
しかしこれすら氷山の一角なのではあるまいか・・・。

弁護人からも検察官からもつっこまれていたのは、
「これが悪い事だって本当に知らなかったんですか!?」
ということ。
被告人本人は「相手がそんなに嫌がっているとは思わなかった。だから悪い事だとは思わなかった」と言っている。
すごいです。
弁護人にすら
「常識がないですよね」
と言われる。
涙声で「自分が愚かだったと反省しています」と何度も言っていたけれど、被害者や関係者に対して済まないという気持ちというよりは、逮捕されてこんなことになっちゃって、俺ってなんて馬鹿な失敗をしたんだろう、っていう気持ちなんじゃないのかなぁ、と疑ってしまった。

被告人は二重あごのでっぷりした巨体。
この体が、なんと減量後なのだと言う。
弁「逮捕されてから体重がかなり落ちたんですよね」
被「はい、22キロ痩せました。自己嫌悪で食事が入らなくて」
それがafterってことは、逮捕前一体どれだけ体重があったんですか・・・。

余談。
右陪席がちょっと私の好みでした。
途中、なぜか眼鏡を外していた時があって、その時の鋭い目付きがかっこよかったです。
姜尚中先生みたいなクールで知的な眼差し。
こういう人って意外と熱情家だったりするのよねーと勝手に妄想していました。
人は頭の中で考えている分には何をしたって罪にはなりませんから。



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