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ただいまの積読本 [本]

本を長時間読めなくなりました。
そして長い文章を書けなくなってきました。
それによって日常生活に何か支障が出るわけではないのだけれど、以前できたことができなくなるのは寂しい。
これが老いというものか。
スマホとインターネットの弊害かもしれないけど。

定期的にブログを書きたいと思っているのだけれど、ほとんど本を読まなくなったし、旅行にも行っていないので書くことがない。
せめてただいまの積読本を紹介しようと思います。

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上から順番に。

「仏教の思想9 生命の海<空海>」
メモによると読み始めたのは2016年8月17日らしい。
途中で数年の休止期間を挟んで、足掛け7年。
もう最初の頃に読んだところなんて覚えちゃいませんよ。
意地と義務感で読み続けているシリーズ、全12巻。

「苦海浄土」
藤原新也との対談本を読んだのをきっかけに、石牟礼道子の代表作であるこちらも読まねばと。
時代背景や地理など調べながら読んでいる。
少し前に偶然にも、アンモニア合成の技術によって窒素化合物を使った化学肥料が普及し、その結果人口が激増した、という話を聞いた。
これを知ったことで時代背景がより鮮明になって理解が深まった気がする。
水俣病を出したのは、日本が戦後の焼け野原から立ち上がり高度経済成長のさなか、まさにその窒素化合物を作っていた会社だった。
より豊かに、より多く。昨日より今日が、今日より明日が、より良くなっていくとみんなが信じていた時代。
環境問題や健康被害より豊かさ便利さが優先される時代。
そういう時代だった。
単純ではないことがわかる。

「ブレードランナーの未来世紀」
進撃の巨人の作者が師と仰ぐ映画評論家による80年代アメリカ映画の評論。
「ターミネタ―」とか超有名作品はやはり見ておくべきだと思った。
映画にしろアニメにしろ小説にしろ、多くの人との共通知識として知っておいた方が楽しいコンテンツってある。

「未成年」
上巻の三分の二くらいまで読んだ。
これを読み終わったらドストエフスキーの5大長編制覇となる。
相変わらず独白が暑苦しくてねちっこくてクセになる。

「破船」
コロナが出始めた頃に新聞の書評で紹介されていた。
表紙がとにかく怖い。

スマホ見てないで本読もう!





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