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時の流れ [本]

「百年の孤独」を読み終えた。
なんちゅうか、圧倒的。
怒涛の時の流れと反復とに流れ流され、行き着いた先は元にいた場所だった、というような感じ。
時の流れには二種類ある、という話を昔、先生から聞いたことがある。
ひとつは、一年後、二年後、三年後、と流れる直線状の流れ。
もうひとつは、朝、昼、夜と繰り返されるリング状の流れ。
たぶん、時の流れってのはらせん状なのでしょう。
毎日、毎年はそれぞれ違う日、違う年だけど、やっぱり同じ日、同じ年の繰り返し。
マコンドの村はきっと同じ歴史をちょっとだけ変えてまたどこかで繰り返しているんだろうなと、そんな気持ちになりました。

人々がやたらと愛するほど私はこの物語を愛してはいないけれど、読んでよかったと思います。


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