SSブログ

八月鈴本下席夜の部 [落語]

鈴本夜の部に行って来た。
お客さんはまばらで、いかにもまったりとした雰囲気です。
夜の部でこれだったら、昼の部は一体どうだったんだろう・・・。

初花さんは「時そば」で、男がお代を払う時に一文誤摩化す大事な大事な所をとちってやり直していた。
気の毒に・・・。
だけどあの気持ちの切り替えはさすが芸人さんだねぇ。
私は若い芸人さんが試練の高座を勤める姿を見るのが結構好きだ。思わず応援してしまう。

文左衛門さんは「桃太郎」。
こまっしゃくれた子供がホント上手い。

三三さんは「権助提灯」。
噺も面白かったんだけど、私は三三さんの着こなしに感心した。
緑がかった浅葱色の着物で、襦袢の襟元は渋い深緑色。羽織りは柿茶色。
おっしゃれー。
落語家さんの着物に注目したのは初めてだ。

扇辰さんは「麻のれん」。
蚊の音が上手い。

はん治さんはいつもの「背なで老いてる唐獅子牡丹」。
何度聞いても笑っちゃうんだけど、はん治さんは3回聞いて3回ともこれだったので、そろそろ他の噺も聞いてみたい。

菊之丞さんは「浮世床」。
実は、色白で歌舞伎役者のようなイイ男だと聞いていたので、とても楽しみにしていた。
確かに色気がある。江戸の若旦那って感じ。
そして私が知っているオカマちゃんに似ていた・・・。

小袁治師匠は「井戸の茶碗」。
有名な噺だけど、私は初めて聞いた。
「いい話」系の、後味すっきりの話です。
人間、正直に生きていればいつかはきっといいことがあるのです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました