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第18ステージ ギャップ~ラルプ・デュエズ 172.5km [第100回ツール・ド・フランス(2013)]

今大会のクイーンステージ、ラルプ・デュエズの2回登りがついにやってまいりました。

ここが勝負所!とばかりにサクソが仕掛けていきますが、いずれも実を結ばず散っていく青と黄色のジャージたち。。。
クロイツェゲルが落ち、コンタドールも落ち……
コンタは今年はもうダメかなぁ。
でも、総合優勝は無理だとしても、最後にどこかで魅せて欲しいよねぇ。

しっかしモビスタ―は、お前ら一体何がしたいんだ、と!
ただの嫌がらせにしか見えないんですけどーー。
レースが面白くなる嫌がらせなら歓迎するけど、レースがつまらなくなる嫌がらせなんだもんなぁ。
クインターナを勝たせたかったってこと~?

そして激闘のラルプ・デュエズを制したのは、待望のフランス人ステージ勝利のリブロンでした!
感動。感動であります。
彼の背後にはフランス全国民の応援があったのです! …たぶん。
これよーー、こういうのを見たかったのよーー。

しかし、私にとってのベスト・オブ・ラルプ・デュエズはフォイクト先輩なのです!
自分のための備忘録的に。

フォイクトいい人伝説その1。
かつてレース中に5歳くらいの男の子を観客の中に見付けたフォイクト先輩は、少年が取りやすいところへボトルを投げてあげました。ところがその少年を押しのけてオジサンがボトルを獲得。少年を見守っていたフォイクトは、なんとレース中にも関わらずブレーキをかけてUターンし、オジサンに向かって「そのボトルは少年にあげたんだから返してやれ」と怒ったらしい。
フォイクト先輩、いい人!
しかも、その一件で遅れてしまったフォイクト先輩を、他の選手たちが順番で(審判に見つからないように)背中を押してペースアップしてあげたとのこと。
みんな、いい奴!

フォイクトいい人伝説その2。
まさにこのステージでの出来事。リブロンの後輪に引っ掛かったビニール袋に気付いたフォイクトは、リブロンに気付かれないうちにそっとそれを取り除いてあげました。
フォイクト先輩、いい人!

リブロンがステージ優勝できたのはフォイクトのあの優しさのおかげではないかと!!
リブロン、FDJをはじめ、フランス国民はみんなフォイクトに感謝すべきだと思う!

遅れていたはずのフォイクト先輩が二回目のラルプ・デュエズの麓で追いついてきた姿にも興奮しました。
ああー、やっぱたまらんわー、フォイクト。
あと10年は走って欲しい。
そして引退後はカフェをやりたいとか言ってるらしいので、私はぜひカフェ・フォイクトへ行ってみたいと思います。


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コメント 2

けめこ

みてみたいんだけどさ、
恐ろしく長いね。
録画しても見られるかどうか・・・・。

あの、ゆらゆら左右に揺れて全速力で
走ってるの見るとどきどきしちゃう。
こけそうで。
そうそう、やっぱりちょっとのことで
転んじゃったりするのね。
車体が軽いからでしょうか?

あと、応援の人近すぎ。
あれはいいの?
あれもどきどきしちゃう。
by けめこ (2013-07-19 21:30) 

若隠居

そうなんだよ、長いんだよ。。。
それが3週間も続くからさ、私はもう割り切って途中を飛ばしちゃうことが多いです。
たぶん一番楽しい見方は、誰かの家に集まってホームパーティ風にワイワイ楽しむってのだと思うよ。
いつかやるべ!

スプリントドキドキしちゃうよねー。
お客さんもね!近すぎるよね!
私もいつもハラハラしながら見ています。
並走するの禁止令出して欲しい。
出しても聞かないだろうけど。

ちなみに、あの人たちはよっぽどのことがないと転ばないらしいです。
常人では考えられないようなコントロール力の持ち主たちです。
だから、あの人たちが落車するのは、よっぽどのことが起こったのだと思った方がいいらしいです。
by 若隠居 (2013-07-22 10:46) 

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