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ドラマ「この世にたやすい仕事はない」 [つぶやき]

津村記久子の「この世にたやすい仕事はない」がNHKでドラマ化されるってんで、どんなもんかと見てみました。
一言で言うと、津村記久子っていうか、TVドラマでした。

映画にしろドラマにしろ、原作を忠実に再現する必要はないから、コレはコレということで構やしないんだけど、私は津村記久子が好きなんであってTVドラマが好きなわけではないので、たぶんもう見ないだろうなぁと思う。

原作では36才のおそらく地味でたぶん眼鏡をかけている独身女性(男の影が一切ない)が主人公だったが、ドラマでは28才のカワイコチャン(男と同棲中)が主人公。
津村臭、限りなくゼロ。

お仕事の内容は原作の要素を活かしつつ、かなり脚色しています。
原作は原作、ドラマはドラマ。別物と思った方がいいでしょう。

以下、余談。

録画したこのドラマの1、2話を見た頃に、ちょうど木嶋佳苗の死刑確定がニュースになっていた。
週刊誌の見出し広告で、この人が獄中で2回も結婚しているということを知り、なにそれ、どういうこと!? とネットで検索してみたら、声がものすごく可愛いとか、立ち居振る舞いが優雅で上品とか、すごく優しいとか、料理がめちゃくちゃ上手いとか、言葉の選び方が巧妙とか、色々出てはきたものの、実物を見たことはないし、なんとなくイメージわかないなぁ、と思っていた。

そんな時である。
ドラマの1、2話に登場するミステリアスな先輩、江里口さんを演じるアジアン馬場園がものすごくイメージに重なった。
主人公を演じる真野恵里菜の方が断然スタイルもいいし可愛いんだけど、私が男だったら馬場園を選ぶね。
役柄というのもあるだろうけれど、「私デブだし」みたいな卑屈さをまったく感じさせず、むしろメイクもファッションもピンクでガーリーで最大限に女を楽しんでいる。
なんか受け入れてくれそうな感じ。

たぶん、木嶋佳苗もこういう雰囲気の女性なんでしょうねぇ。



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