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思考の限界 [つぶやき]

思考の限界、ということをしばしば思います。
私はとても意識優勢の人間で、なんでも理屈で説明したがる傾向があるのですが、それで色々なことがうまくいっているかというと、そうは思えない。

ネットで何か買おうと思ったら、あれもこれも見比べてだんだん訳が分からなくなって、ようやくどれを買うかを決めたら今度は「もっと安く買えるサイトがあるのではないか」と探し始め、1時間くらいさまよってようやく購入という段になって、「これは本当に私に必要なものなのだろうか」という疑いが浮かんでくる始末。
本当に、疲れます。

河合隼雄は「あれこれ考えずに偶然にゆだねた方が人生楽しい」というようなことを言っていたし、中井久夫も「でたらめやハプニングが突破口となる場合がある」というようなことを言っていた。

そこで私は考えた。
偶然とはすなわちサイコロを振ることである。
何かに迷ったときは偶然の神様にゆだねるべし。

例えば、Aの商品とBの商品で迷ったとき、Aと書いた紙片とBと書いた紙片を用意して、それを同じように折りたたんで目を閉じて混ぜ混ぜして、えいやっと放って、「右と左どっち?」と頭の中で訊ねる。そして浮かんできた考えに従って紙片を開く。

大きな買い物でやるには勇気がいるけど、小さな買い物はこれでだいぶ楽に決められるようになった。
買う段になって不安になったら「GO」と「STOP」で同じことをする。
結構楽しい。

暇なときには「本を読む」「瞑想する」「散歩に行く」など、数種類の紙を用意して、やっぱり混ぜ混ぜして目を閉じて順番に繰りながら、頭の中で「ここだ!」と思ったところで手を止めて紙を開く。

つい先ほどこれをやったら「ブログを書く」と出たので書いてみました。
ネタがないときは絞り出すのに苦労します。


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