SSブログ

何かをしなきゃいけない病 [つぶやき]

最近、あまり本を読まなくなりました。
すがりつくように本を読む必要がなくなったのかもしれませんし、インターネットとスマホに頭を毒されつつあるからかもしれません。

あるいは、このところ社内ニートな時間が減っていることも影響しているかもしれません。
社内ニートでないと本をあまり読みません。
社内ニートでないとブログも書けません。
でも忙しく目の前のことをこなしていた方が、余計なことを考えなくて済みます。

それってなんだか変だなーという気もします。
そもそも人間は昔から、常に何かをしていたのでしょうか?
生きていくのに必要な分だけ働いて、あとはぼーっとしていたのではないかと思うのです。
何もしない時間に耐えられなくなってきたのは、おそらく農耕を始めてから少しずつそういう傾向が出てきたと予想されますが、特に機械化、情報化が進むにつれて加速度が増している気がします。

なんだか常に、なにか価値のあることをしなければいけないという焦りを感じます。
読書か? 旅行か? 人とのコミュニケーションか? 金儲けか? 自己実現???
何をしたらこの焦燥感が消えるのか、よくわかりません。
なんらかの刺激によって一時的に目隠しされることはあっても、なくなることはありません。
おそらく、〇〇すれば消える、ということではないのだと思います。

もしかすると、何かしなきゃという気持ちのままで、じっと何もしないでいることで、少しずつ小さくなっていくのかもしれません。
じっと待つというのは、動物たちの知恵です。



コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。