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プラハ国立歌劇場「魔笛」 [オペラ]

プラハ国立歌劇場の「魔笛」を観てきました。

東京まで行って高いチケット代を払わないと観られないと思っていたのですが、
なんと地元のホールでやるじゃありませんか!
そりゃあ、オペラ専用の立派なホールじゃないし、私を含めて観客は素人ばっかりだけど、
本格的なオペラが地元で観られて、しかもチケット代がリーズナブルってすばらしい。

「魔笛」はMETライブビューイングで観たことがありますが、生で観るのは初めて。
ファンタジックなストーリーや楽しい音楽で大好きな作品です。

オーケストラの音の響きを楽しむにはあまり前の方ではない方がいいらしいですが、オペラは演劇的要素もありますから、前の方で観るのもアリ。
今回、私は4列目の席だったので、歌手の皆さんの表情までよく見えてすごく楽しかったです。

「魔笛」の目玉と言えば、それはもう言うまでもなく夜の女王のアリアです。
超絶技巧のコロラトゥーラを披露するのはこの役の最多出演記録を持つエリカ・ミクローシャ。
これ、人間の生の声なんだよねぇ?
ううーん、すごい。圧倒されちゃう。
お見事。

わき道に逸れてちょっとツボだったのが、夜の女王につき従う二人の青年。
あらやだ、イケメンじゃないの。
いや、実際にイケメンかどうかは正直よくわからないんだけど、ポーズがイチイチイケメンで面白い。
スカした衣装にステッキを持って、キメポーズ。
イチイチかっこよくて見ていて楽しいです。
この二人は歌わないんだけどねー。

あと好きなのは、夜の女王の3人の侍女。
衣装が華やかだし、3人でピーチクパーチクおしゃべりしているような賑やかな歌が楽しい。

タミーノを導く3人の童子も可愛くて好き。
綺麗で優しくて賢い男の子たち、という設定。
実際に綺麗な方々が演じていてイメージ台無しにならなくてとてもよろしい。
たぶん若い女性が演じているんだと思うんだけど、ウィーン少年合唱団みたいな感じがしていいです。
動きもカワイイのよ。

そしてやっぱり好きなのはパパゲーノ!
「魔笛」を観た人はきっとみんな好きになっちゃうと思う。
陽気でおしゃべりな憎めない奴です。
このパパゲーノとパパゲーナの二重唱は本当に楽しい!
パパパパパパゲーノ♪

私はオペラはさっぱり疎いので、良いとか悪いとかは分からないですが、少なくとも私はすごく楽しめました。
すばらしかったわー。

オペラはチケットが高いけど、たまには観に行きたいなーと思ったのでした。


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