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私は仙人になりたい [つぶやき]

昔のこの記事でも書いたけど、私は超越者・傍観者が好きだ。

小説を読んでいて「イイ!ツボ!」と思うキャラは大抵が超越者だったり傍観者だったりする。

先日読んだ「ネクロポリス」の場合はラインマンね。
彼はアナザー・ヒルの外側に住む原住民族なので、ヒガンのルールに縛られない。
外側から、何が起こっているかを見届ける人。
しかも年齢不詳の美形(←重要)。

私がこういうキャラをツボ! と思うのは、おそらく自分自身でそうなりたいという願望を持っているということだ。
そしてまた、「世界を俯瞰する」という一種体癖の……って、この話を絡めるとまたややこしくなるからやめておこう。

で、色々考えてみると、私は要は「仙人になりたい」のだな、と思った。

あくまで私のイメージだけれども、「仙人」は神通力を使ってなんでもできるけど、特に何もしないでグータラふらふらしている謎の存在。

仙人は人間界のルールに縛られない。
老いや死からも解放されている。(別に不老不死になりたいとは思わんけど)
世界のルールを超越し、ただ傍観している。

さらにかっこいいなーと思うのが、「できるけどやらない」ということ。
仙人はなろうと思えば神通力を使って王になり、人間の世界を支配することもできるけど、やらない。
そういうことに興味がないから、そんなことはしないで、「飛龍に御して四海の外に遊ぶ」。
カッコイイ!

ああ、私は仙人になりたい。

299px-鉄拐仙人図(模本)_野口幽谷.jpg






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