福岡・長崎の旅 3日目 [旅の記録]
【6月8日(月)】
長崎は今日も雨だった。(梅雨だから)
今日は早いよ。
8時すぎには大浦天主堂へ到着。
曇天にザビエルそびえる大浦天主堂。
ステンドグラスを通して差し込む光が美しいらしいが、曇天の朝のため、ただの薄暗い空間でした。
続いてすぐ隣のグラバー園へ。
私のイメージでは、グラバーさんというのは薩長に武器を売りつけて大儲けした死の商人、なのですが、長崎の人々はグラバーさんを敬愛しているように見受けられます。
死後100年以上経っても、いまなお「グラバー園」として金を稼ぎ続けるグラバーさん。
さすがである。
柱や窓やバルコニーは洋風なんだけど、屋根には瓦が乗っている、和洋折衷の建物が面白い。
ベッドの枕元に屏風。
ホントにこういう風に使ってたのかなぁ?
それとも、それっぽく見せるためのあざとい演出なのかなぁ??
これこれ。この長椅子。
アンニュイな美青年が靴をはいたままここに横たわって、軽く足を交差させて、庭を眺めながら恋人が来るのを待っている感じ。
あるある。
あるよねー。
グラバー邸外観。
外観の写真がことごとく暗いのが残念だ。。。
グラバー園を後にして、オランダ坂の方へ。
うむ、石畳の坂だ。
かなりの急こう配だ。
でも車がガンガン通ります。
東山手洋風住宅群の中にある「地球館」というところにカフェがあって、そこで一休み。
カフェって言うか、コミュニティセンターの一角でお茶も出します、という感じ。
2階では英会話教室が行われている。
出てきたケーキは、お菓子作りが好きだけどあまり上手ではないお母さんが作ったケーキ、って感じだった。
まあ、こういうところに多くを望んではいけない。
長崎は本当に坂の街だ。
細い路地の坂道や石段が多い。
続いて、唐人屋敷跡へ。
なーんか、禍々しい感じがするの。
なんでだろう??
あんまり好きじゃない。
再びオランダ坂エリアに戻る。
モノクロで撮ったわけではないが、結果的にモノクロのようになった写真。
これはこれで、なかなかカッコイイ。
時間に余裕があったので、大浦天主堂方面へ戻り、角煮まんじゅうとびわジュースをいただく。
店内のテーブルに座っていたら、中国だか台湾だかの観光客グループがやってきて、私のいるテーブルにも平気で座る。
彼らは他人との距離感が日本人よりも近いということを実感する。
彼らが去っていき、私が一人残って角煮まんじゅうを食していると、ガイドさんが私もグループの一員と勘違いしたのか、異国の言葉で私に向かって何か呼びかけているような……。
早く来ないと置いてくよ、とかなんとか、そんなことを言っているのであろうか?
しかし、どう対応したらいいのかわからない。
そもそも、何を言っているのか、私に向かって言っているのかも分からない。
とりあえず素知らぬふりをしてみたら、しばらくして行ってしまった。
さて、そろそろ港の方へ参りましょうか。
港には豪華客船のコスタ・セレーナが停泊しています!
でかい!
でかい!
で・か・い!!
巨大なショッピングモールが海に浮かんでいる感じ。
あんなデカイものが浮かんでいるのが不思議だーー。
今回の旅で一番興奮したのがコスタでした。
しかし、コスタに乗れるわけではないので、今回の目玉、軍艦島上陸ツアーへ参りましょうか!
軍艦島コンジェルジュという会社のツアーで行ったのですが、いつもの船はドック入りしているらしく、小型の船で参ります。
待合室で待っている時から、3才くらいの子供がずっとぐずって泣いている。
船でも泣いている。
説明がよく聞こえない。。。
しかしまあ、子供の方だって、こんな雨の日に船に乗せられて、よく分からん場所へ連れていかれて、いい迷惑だよなぁ。
小さな子供を連れての旅行というのは、多分にして親のエゴであるなぁ。
さてさて、生憎の雨ですが、無事に軍艦島へ上陸です!
現在進行形で崩れ続ける廃墟の島。
この階段は「命の階段」と呼ばれ、鉱員たちは毎日ここを上り下りして地下へ潜り、そして帰ってきました。
スカイツリーよりも高い636mを、壁のないカゴのようなものに乗ってほとんどフリーフォール状態で降りて行ったとか。
す、すごい。。。
しかもそこからさらに300mほど徒歩で降りて行った先が作業場だったらしい。
温度40度以上、湿度90%以上。
落盤や有毒ガスの危険があり、死と隣り合わせの作業場。
そこから帰ってきた鉱員たちは、あの炭で真っ黒になった階段を通って地上へ戻ってきます。
ゆえに「命の階段」。
うーん、すごい。
最後に軍艦島全景。
世界遺産に登録されるといいですね。
島で雨に濡れた上、船の中が寒い。。。
すっかり体力を奪われ、上陸後、すぐ近くにあったガストでとりあえず温かいスープを飲むことに。
長崎まで来てガスト……。
まあいいけど。
当初の予定では、この後、出島を見て帰るつもりだったのですが、完全にやる気をなくしてそのままホテルへ帰りました。
はー、寝っぺ、寝っぺ。
長崎は今日も雨だった。(梅雨だから)
今日は早いよ。
8時すぎには大浦天主堂へ到着。
曇天に
ステンドグラスを通して差し込む光が美しいらしいが、曇天の朝のため、ただの薄暗い空間でした。
続いてすぐ隣のグラバー園へ。
私のイメージでは、グラバーさんというのは薩長に武器を売りつけて大儲けした死の商人、なのですが、長崎の人々はグラバーさんを敬愛しているように見受けられます。
死後100年以上経っても、いまなお「グラバー園」として金を稼ぎ続けるグラバーさん。
さすがである。
柱や窓やバルコニーは洋風なんだけど、屋根には瓦が乗っている、和洋折衷の建物が面白い。
ベッドの枕元に屏風。
ホントにこういう風に使ってたのかなぁ?
それとも、それっぽく見せるためのあざとい演出なのかなぁ??
これこれ。この長椅子。
アンニュイな美青年が靴をはいたままここに横たわって、軽く足を交差させて、庭を眺めながら恋人が来るのを待っている感じ。
あるある。
あるよねー。
グラバー邸外観。
外観の写真がことごとく暗いのが残念だ。。。
グラバー園を後にして、オランダ坂の方へ。
うむ、石畳の坂だ。
かなりの急こう配だ。
でも車がガンガン通ります。
東山手洋風住宅群の中にある「地球館」というところにカフェがあって、そこで一休み。
カフェって言うか、コミュニティセンターの一角でお茶も出します、という感じ。
2階では英会話教室が行われている。
出てきたケーキは、お菓子作りが好きだけどあまり上手ではないお母さんが作ったケーキ、って感じだった。
まあ、こういうところに多くを望んではいけない。
長崎は本当に坂の街だ。
細い路地の坂道や石段が多い。
続いて、唐人屋敷跡へ。
なーんか、禍々しい感じがするの。
なんでだろう??
あんまり好きじゃない。
再びオランダ坂エリアに戻る。
モノクロで撮ったわけではないが、結果的にモノクロのようになった写真。
これはこれで、なかなかカッコイイ。
時間に余裕があったので、大浦天主堂方面へ戻り、角煮まんじゅうとびわジュースをいただく。
店内のテーブルに座っていたら、中国だか台湾だかの観光客グループがやってきて、私のいるテーブルにも平気で座る。
彼らは他人との距離感が日本人よりも近いということを実感する。
彼らが去っていき、私が一人残って角煮まんじゅうを食していると、ガイドさんが私もグループの一員と勘違いしたのか、異国の言葉で私に向かって何か呼びかけているような……。
早く来ないと置いてくよ、とかなんとか、そんなことを言っているのであろうか?
しかし、どう対応したらいいのかわからない。
そもそも、何を言っているのか、私に向かって言っているのかも分からない。
とりあえず素知らぬふりをしてみたら、しばらくして行ってしまった。
さて、そろそろ港の方へ参りましょうか。
港には豪華客船のコスタ・セレーナが停泊しています!
でかい!
でかい!
で・か・い!!
巨大なショッピングモールが海に浮かんでいる感じ。
あんなデカイものが浮かんでいるのが不思議だーー。
今回の旅で一番興奮したのがコスタでした。
しかし、コスタに乗れるわけではないので、今回の目玉、軍艦島上陸ツアーへ参りましょうか!
軍艦島コンジェルジュという会社のツアーで行ったのですが、いつもの船はドック入りしているらしく、小型の船で参ります。
待合室で待っている時から、3才くらいの子供がずっとぐずって泣いている。
船でも泣いている。
説明がよく聞こえない。。。
しかしまあ、子供の方だって、こんな雨の日に船に乗せられて、よく分からん場所へ連れていかれて、いい迷惑だよなぁ。
小さな子供を連れての旅行というのは、多分にして親のエゴであるなぁ。
さてさて、生憎の雨ですが、無事に軍艦島へ上陸です!
現在進行形で崩れ続ける廃墟の島。
この階段は「命の階段」と呼ばれ、鉱員たちは毎日ここを上り下りして地下へ潜り、そして帰ってきました。
スカイツリーよりも高い636mを、壁のないカゴのようなものに乗ってほとんどフリーフォール状態で降りて行ったとか。
す、すごい。。。
しかもそこからさらに300mほど徒歩で降りて行った先が作業場だったらしい。
温度40度以上、湿度90%以上。
落盤や有毒ガスの危険があり、死と隣り合わせの作業場。
そこから帰ってきた鉱員たちは、あの炭で真っ黒になった階段を通って地上へ戻ってきます。
ゆえに「命の階段」。
うーん、すごい。
最後に軍艦島全景。
世界遺産に登録されるといいですね。
島で雨に濡れた上、船の中が寒い。。。
すっかり体力を奪われ、上陸後、すぐ近くにあったガストでとりあえず温かいスープを飲むことに。
長崎まで来てガスト……。
まあいいけど。
当初の予定では、この後、出島を見て帰るつもりだったのですが、完全にやる気をなくしてそのままホテルへ帰りました。
はー、寝っぺ、寝っぺ。
2015-06-11 11:37
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