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トイレで神が降りてきた [本]

ここのところ立て続けに河合隼雄の本を読んでいます。

何がきっかけだったのかよく覚えていないのですが、ちょっと前にものすごく仕事が暇だったため、やたらと健康本を読んでいたことがあって、そんな私をamazonの神が「こいつちょっと疲れてるのかも」と思ったのか、↓の本を勧めてくれたのがきっかけだったんじゃないかと思う。

「こころの処方箋」


amazonの神が思うほど私のこころは疲れてはいなかったので、特に感銘を受けるほどではなかったけれど、まあ暇つぶしに読むには安心して心穏やかに読める本でした。

引き続き暇だったので、これも読んだ。

「生きるとは、自分の物語をつくること」


小川洋子との対談。
小川洋子はそれほど好きではないのだけれど、それをカバーして余りある河合先生のお人柄の魅力よ。

ついでにこれも読んだ。

「こころと脳の対話」


茂木健一郎はあまり(以下同文)。

河合先生は偶然とか直感を大事にすると人生が2倍楽しくなるよ、というようなことをおっしゃっていて、ここんとこ自分は合理性とか因果関係とかばかりを重視していたことに気付いた。

そんな矢先である。

私がトイレに入って小用を足していた時、突然ある言葉が頭に浮かんだ。
それは20年くらい前に読んだマンガのタイトルだった。
しかも、ここ数年ちょっと思い出して気になっていたものの、タイトルも作者名も思い出せなくてモヤモヤしていた作品である。
覚えている限りのキーワードを入れて検索してみたことがあるけれどヒットせず、もう一生思い出せないものとあきらめていた。
それが突然、天から降ってきたのである。
言い方を変えると、私の無意識がなんらかの理由により、このタイトルを押し出してきたのである。
河合隼雄パワーに違いない、と私は思い込んだ。
その方が面白いじゃないか。

そんなわけで、どうせだから引き続き河合隼雄の本を読むことにした。

今読んでるのはこれ。

「仏教が好き!」


中沢新一との対談で、前出の対談本2冊よりも宗教と思想の深みへぐっと入り込んでいて面白い。

次に読む予定なのはこれ。

「明恵 夢を生きる」


自分で夢の解釈ができるようになると、それこそ人生を2倍楽しめるだろうねぇ。



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