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沖縄の旅 1日目 [旅の記録]

沖縄へ行ってきました。
離島でぼんやりと海を眺めながらパラパラと本を読むような読まないような、そんな時間を過ごしたかったんです。
ところが、いろいろと想定外のことがあって、結局みっちり観光の旅になってしまいました。
まあそれはそれで面白かったからいいですけど。

【1月25日(金)】
車で30分の地元の空港から那覇までひとっとび。らくちーん。
この機内が一番読書が進んだ。

那覇に着くと、さすがに暖かい。っていうか、暑い。
そのままモノレールに乗って美栄橋駅へ。
そこから泊港を目指します。
途中、外国人旅行客に国際通りはどこだと聞かれる。
方角はわかるんだけど、なんせ「通り」だし、那覇の道路は碁盤の目状になっていないので、説明が難しい。
あっちの方向、と言って無理矢理納得させた。
しかしなんでいかにも旅行者の私に聞くかなぁ。

道を間違えて若干遠回りをしてターミナル着。
チケットを買うと、そろそろ乗船できるとのこと。
では行ってみますか。

この高速船、マリンライナーとかしきに乗って渡嘉敷島へ行きます。
IMG_3567.jpg

船室内はクーラーがかかっていて寒かったので、オープンデッキの席に移ったのですが、海に出ると意外と足元が冷える。。。
海上って寒いのですね。

35分ほどで渡嘉敷港へ到着です。
お迎えのバスに乗ってゴー。
港から山を越えた反対側にビーチがあります。
途中の街の様子も私にはなかなか物珍しい。
平屋の家がほとんどで、木造ではなくコンクリートでできています。
台風に備えてなのでしょうか。

10分ほどで宿泊先に到着。
さあ、ここからが問題です。
この宿泊施設、外見からして私が今まで泊まった中で最も場末感があります。
そりゃ、離島の安いペンションに多くは求めませんが、それにしても寂れています。
フロントの人にはなにやらとんちんかんな質問をされて不安が募ります。
部屋はそれなりにまともかも、と気を取り直して行ってみると、安アパートのようなドアの先にあったのは、タバコ臭い悲しい部屋でした。
なんか、ベッドの下にトカゲとかいそう。。。
後悔が襲いますが、どうしようもありません。
今夜はここに泊まるしかないのです。
せめて美しい海でも眺めて心を慰めようと部屋を出ました。

ビーチはすぐそこで、静かな海が広がっています。
冬なので人もほとんどいません。
もうすぐ日が暮れます。

IMG_3570.jpg

ビーチには外国人観光客が座っていて、電話か何かでひたすらしゃべっていました。
一見、猛烈な勢いで独り言を言っているようにも見えます。

やがて美しい夕焼けが。
IMG_3574.jpg

さすがに海はきれいです。

さあ、日が暮れたのでご飯を食べましょう。
お昼をほとんど食べていないので腹ペコです。

食いかけの海鮮サラダとラフテーと食っても食っても減らない魔法のソーメンチャンプルー。
IMG_3577.jpg

食事を済ませて部屋に戻り、なんだかとても寂しい気持ちで風呂に入ります。
かすかにタバコの臭いのするベッドに横になってところどころペンキの剥げた天井を眺めていたら、「私、はるばるこんな所まで来てなにやってんだろ……」とひどく悲しい気持ちになりました。

つづく。


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